こんにちは、今日も見ていただきありがとうございます。
ところで、
みなさんPowerPointやKeynoteなどの資料作成ツールをよく使いますか?
そして、
みんな似たり寄ったりな資料になっちゃう経験はありませんか?
一生懸命作ったのに、
なんでこの人たち寝ちゃうんだ・・・?
きっと誰もが経験したことのある悩みだと思います。
そんな時は原因が何だったかを考えることが大事なんです・・・!
やってしまいがちな、
スライドの内容量が多すぎる…、というパターン。
配布資料として、終わった後に学習してほしいけど、スライドの枚数が制限されている。
その以外のパターンでは絶対にやらないように気をつけてください!
スライド作成するときの勘違い
みなさん勉強会やプレゼンする際のスライドを、どんな役割でつかってるのでしょう?
おそらくほとんどの方が、
- 配布してプレゼンの補助として!
- スライドを使って理解してもらいたい!
という方が多いのではないでしょうか?
もちろん自分もそう考えていましたし、勉強した内容なので自信がありました。
しかし渾身の出来だと思って、何日もかけて作ったスライドをつかって症例発表した結果は、
ボロボロでした。
よくある勘違いスライド
それがこちら、
いくら何でも詰め込みすぎだし、みにくすぎるやろ・・・。
そんなのゴリラでもわかります。
その当時は全然考えていなかった、レイアウト。
内容を一生懸命考えて、一生懸命伝えても、伝わらなかったら全く意味がないんです。
みなさん勘違いしないでください。
スライドは、自分の考えを詰め込むものではないんです。
よくある「何が」勘違いなのか
1スライドに内容を詰め込みすぎる。
それは、どうしてもやってしまいがちです。
今までスライドの作り方、プレゼンの仕方なんて習ったことないので、当然といえば当然なのですが…。
世界においても、日本人はプレゼンが本当に苦手です。それは資料作成がうまくできない、ことも要因の一つだと思います。
本当にどんな業界に行っても資料を作ることはあると思います。
義務教育レベルでPowerPointやKeynoteなどの基本的な使い方だけではなく、プレゼン資料の作り方やレイアウトなどについて、実際にビジネスで使用されているプロたちにお願いして、学ぶ機会を作って欲しいものです。
さて、先ほどの資料がみにくいのみなさんわかったと思いますが、
なぜみにくいと感じたのでしょうか?
みにくと感じた理由は、
- 1スライドの内容が1つ以上ある
- 文字が多すぎて読むのに必死になってしまう
- そもそも読む気にすらなれない
これでは、内容が良くても(内容も悪いかもしれない笑)、そもそも読んでもらえなかったり、発表しててもみんな資料を追うのに必死になって話を聞く余裕なんかない、なんてことになっちゃいますよね。
こういうプレゼンでありがちなのが、「質問が一つもでない」ことです。
内容が完璧だったのではありません。みなさん発表時間中に内容の理解が追いつかなかっただけなのかもしれませんよ…。
1スライドには1つの内容
そんな資料の問題を解決するのが、
「1スライド1コンテンツ」
という考え方になります。
スライドはあくまで、発表者の考えや内容を補助する役割であるべきだと思っています。
そんなスライドがあなたのプレゼンの邪魔をしてしまう、なんてことになってしまうのは本末転倒です。
今回の問題点は、内容を詰め込みすぎていることですよね。
それを解決するには、1つのスライドには1つの内容だけを入れるようにすればいいんです。
スライドに載せるのは、最も重要だと思う部分を要約した内容だけにしましょう!
こちらをご覧ください。
この資料を用いて、今までスライドに書いてあった、
歩行訓練にLLBを用いた意義は課題の難易度を調整しやすいこと、歩行練習量の増大に貢献できること、随意性、筋出力の低下した片麻痺患者に対して高い筋活動が発揮できる可能性があること、CPGを賦活させ、2動作前型の実現が期待できること。CPGの賦活条件はスライドに記載してあるものになります。
と説明してみるとどうでしょうか?
今まではスライドが原稿になってしまいました。
しかし上記のスライドがあれば、内容がスッと入ってくる気がしませんか?
修正のプロセス(一例)
さてどんな変化をしたのかもう一度見てみましょう。
こちらをご覧ください。
内容は大きく変化していません。
しかしながら視覚的にかなりみやすくなったのではないでしょうか?
変化するときに意識したのは、
- 要点を絞る!
- 視覚的に見やすく!
- アイコン使って非言語的な表現!
まとめ
ちょっとした工夫で大きく変化しますよね!
聞き手の気持ちも考えることが重要ですが、話し手がいかに楽に話せるかどうかって結構大事なんです!
1スライド1コンテンツ
を意識してスライドを作成していただければ、きっとあなたのプレゼンや勉強会はうまくいくこと間違いなしでしょう!
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