【脳機能】脳画像の種類と見方

脳機能

こんにちは、ぱらゴリです。

私の本業は理学療法士として急性期〜慢性期までの全ての期間で

脳卒中リハビリテーションをしております。

臨床にでて突然、「脳画像」というものに触れることになります!

脳外のスペシャリストたちも口々に「脳画像を評価する」ことは必須であると言っています。

つまり知らなきゃ「やばい」わけです。そこで

今回のテーマは、

「脳画像の種類と見方」
についてです。
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脳の構造

脳は大別して、

  • 大脳・・・皮質(前頭葉・頭頂葉・側頭葉・後頭葉)、基底核(被殻・尾状核・淡蒼球)
  • 間脳・・・視床上部、視床、視床下部
  • 脳幹・・・中脳、橋、延髄
  • 小脳

があります。脳画像を見るにあたって、最低限知っておくべき知識です。

その中でも皮質については大まかに機能を知っておきましょう。

大脳皮質の機能

  • 前頭葉:人間らしさ、未来に向かってどう動くかを決定する部位
  • 頭頂葉:情報処理をする部位
  • 側頭葉:聴覚と視覚を統合する部位
  • 後頭葉:目から入ってきた情報を頭頂葉や側頭葉で処理できるよう分類する部位

です。

脳画像の種類

次は脳画像の種類についてです。
脳画像には
  1. CT
  2. MRI(この中の処理に拡散テンソル画像があります)
  3. MRA

CTについて

CTは新しい脳出血と、古めの脳梗塞を見ることができます。
出血は白色に写り、梗塞は濃い灰色で写ります。

MRIの種類

  1. T1強調画像
  2. T2強調画像
  3. FLAIR画像
  4. DWI画像

の4つがあります。一つ一つ見ていきましょう。

T1WI(T1強調画像)

T1強調画像は、病変が白く写り、脳の形がよくわかる!ことが特徴です。
臨床的には、脳萎縮を評価する際に用いられます。萎縮を見ることで「予備能力があるかどうか」を評価することができ、潜在能力の評価になります。

T2WI(T2強調画像)

T2強調画像は、病変が白く見える特徴があります。が、白の中の白を見つけることになるため少し使いにくいのが難点です・・・。

FLAIR画像

T2強調画像の問題点を解決し、T1強調画像の良いところを併せ持ったのが、「FLAIR画像」になります!
  
FLAIRでは古い脳梗塞を見つけるのにすごく役立ちます。
昔の脳梗塞や、時間のたった脳梗塞の全体像を評価するのに役立ちます。
しかしここまでの画像では、「新しい脳梗塞」が評価できません。この問題を解決するのが・・・

DWI画像(ディフュージョン)

MRIを撮っていた場合「まずDWIを見ましょう!!」
新規の脳梗塞が明瞭ではないですが、しっかりと見れる唯一の画像になります!
脳血管疾患で、CTしかない場合は「出血」を疑い、MRIもとっている場合は「梗塞」を疑いましょう!

 T2Star強調画像

番外編としてT2Star画像も重要な所見となります。

脳梗塞後のFollow upとして、「出血性梗塞」の有無を必ず評価すると思います。

その時に活躍するのが・・・

T2star画像で梗塞巣と同じ部位に「黒いボッチ」がないかどうかを見ておきましょう。
脳梗塞後には、梗塞した血管が破れて出血を起こすことが時折あります。
脳画像でしっかりと評価し、リスク管理を行うことが重要ですね!

脳画像と血管支配

こちらを見ていただき、どの脳画像がどこの血管の梗塞なのか理解できるようにしましょう!
【脳機能】脳の血管支配領域について
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脳画像と運動麻痺

脳梗塞や脳出血になると運動麻痺をまず評価しますよね。
でも全員が運動麻痺を呈するわけではありません。
「皮質脊髄路」の損傷の有無が重要になってきます。
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脳画像で見る皮質脊髄路

脳画像で皮質脊髄路を見つけれるようにしましょう。

そして重要なのが、顔面・上肢・体幹・下肢の走行部位を識別できるようになることです。

  • 赤は顔面
  • 黄色は上肢
  • 緑は体幹
  • 青は下肢
この画像を頭にしっかりと入れて走行を理解しましょう!

脳画像は絶対見れるように!

脳画像は臨床で重要な評価ツールになります。

脳の機能局在を知ることに合わせて、脳画像の種類と見方をしっかりと学習しましょう!

おすすめの参考文献になります。今回もこちらから一部引用させていただいております。

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ぱられるゴリラ

コメント

  1. 昔の脳梗塞はflairと思いますが、昔の脳出血、ちょい新しい脳出血はどの画像を用いますか?

    • ちょい新しい出血はCTを、
      古い脳出血はT2starを用いましょう。

      • ありがとうございます!